【レビュー】PDFビュアーアプリの定番「GoodReader」



GoodReaderはPDFビュアーアプリとして、PDFファイル展開時の動作も軽快で、自炊した小説などのPDFファイルを読むのに適したアプリである。

また、PDFだけに限らず多数のファイル形式に対応しているのでメールの添付ファイルなどはまずはこのアプリで展開、といった使い方も可能となっている。


写真1 初期画面 アプリ立ち上げ時
フォルダを作成して同じ種類のファイルごとに整理することも可能であるし、
ファイル単体としても表示される

ファイルの展開後はタブ形式にて複数のファイルの閲覧を行うことも可能になっているので複数のメールのPDFファイルなどをこのアプリで開いておき、あとでタブを切り替えながら比較するといったような使い方も可能になっている。


写真2 ファイル展開後
 展開したファイルは、写真のように上部タブにて切り替え表示可能である。また、下にはツールバーが並ぶ

また、編集モードではPDFファイルに書き込みを行うのも可能である。


PDFファイルからの、OCRのようなテキスト抽出にも対応しているので、より読みやすい形式に整えてテキストの内容が確認できるようになっている。

写真3 PDFの編集
PDFファイル内のテキストなどを選択することで編集のためのメニューバーがポップアップで立ち上がる

PDFファイルビュアー及び編集ソフトとしては多機能なだけではなく、特に動作が軽快であることは特筆すべき点である。


小説などを自炊したような100ページ超のPDFファイルなどにおいて特に、この展開と動作の軽快さを実感できるであろう。

写真4 PDFファイルへの書き込み
写真「赤文字でTEST」のように、PDFファイルに直接書き込み事が可能である

このようにGoodReaderはPDFファイルの取り扱いに優れ、設定メニューからは更に自分が使いやすいように設定を変更することも可能になっている。

紹介しきれないほどの機能があるので是非一度試してみて欲しい。

筆者は自炊した小説などのPDFビュアーアプリとして、動作が軽快である点を評価し愛用している。


写真5 テキスト抽出
テキスト抽出を行うと上記のようにテキストだけが抽出整理されて表示されるので、より読みやすくなる

PDF以外のビュアーアプリとしても他種類のファイル形式に対応しているのでまずはこのアプリを指定して開くようにすれば間違いないのでは、というような感じで日々使用している。

ビジネスの場では、申請書へのサインを、このPDFへの書き込み機能を用いて自分のサインを記入し回覧している。

プリントしてからサインし、またスキャナーで取り込んでPDF化するなどのムダが発生しない点も道理的である。

何と言ってもプリントする必要自体がないので、どこにいてもサイン可能である。

一例として、そのような使い方も出来るという点を紹介させて頂いた。


AppStoreでダウンロード

アプリ名 GoodReader
バージョン 4.6.0
対応OS iOS 6.0 以降
カテゴリ 仕事効率化
価格 500円
開発元 Yuri Selukoff
コピーライト ©Yuri Selukoff, 2009-2014. All rights reserved.
QRコード アプリURLのQRコード
※情報は記事執筆時点のものです。

(文章:FT3700)


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