【レビュー】代表的なクラウド型ファイル共有アプリ「DropBox」



数あるクラウド型のファイル共有サービスの中でも利用者も多く、最も有名なアプリの一つと思われるのがここで紹介するDropBoxである。

既に利用している方も多いのではないだろうか。

DropBoxが他のアプリと比較して優れている点としては、対応するプラットフォームが多いことや、インストールした各端末間のデータ更新が迅速に行われる点などではないかと感じている。

有料プランでの容量の増減などサービス提供自体の安定性がこの手のクラウド型ファイル共有サービスでも本アプリ以外で発生してきているが老舗だけあって比較的安定しているといえるだろう。

(先日、ファイル消失のトラブル発生が一部で報道されているが・・・)

そういった点から言えば、バックアップに過信せず多重でバックアップを取ることを考慮に入れておいたほうが良いのかもしれない。



写真1 (立ち上げ時、初期画面)

立ち上げ後の初期画面では、「ファイル」タブにて、フォルダとファイルリストが表示される。こちらは、PCでも利用し、共通のアカウントにてログインしていた場合はPC版で作成したファイルやフォルダが自動的にリストに反映される。PC版と異なるのはリストには表示されるがファイルまで全てダウンロードされるのではない点である。これはPCとは異なりストレージの容量が限られているため、現実に即したリーズナブルな仕様であると感じる。



写真2 写真タブ表示

画面下部のタブを「写真」に切り替えるとフォルダ内に保存されている写真の一覧が表示される。より、写真に特化したタブと言えよう。



写真3 お気に入り

ストレージ容量の関係から、ファイルは本体に保存されず都度ダウンロードして表示するのが基本だが、利用の多いファイルなどを本体に保存しオフラインユーズ可能にするのが「お気に入り」である。



写真4 設定画面

「設定」タブではカメラアップロードのオン・オフや、パスコードロックのオン・オフなどを設定可能である。有料の大容量プランなどを契約しており容量に余裕のあるユーザーはカメラアップロードをオンにしても良いかもしれない。


DropBoxは最初の(無料の場合での)基本容量は大きくはないが、数々の容量アップの施策が適宜提供されている。

キャンペーン等で一部異なる場合もあるが招待したメールアドレスの対象者が登録すると500MBアップ、カメラアップロードの有効化で3GBアップ、SNSとの連携での容量アップ、Mailboxアプリとの連携での容量アップなどが主なところである。
インストール後は、純正のメールアプリでの添付ファイルの保存先で「次のアプリで開く」などにも表示されるので、連携に優れたアプリとも言えよう。DropBoxはPCで、それ単体で使用するアプリとしても便利であるがそれぞれの端末に対応したクライアントアプリを入れることでファイルの受け渡しが容易になりまたバックアップとして用いることでより便利になるアプリと言えるだろう。



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アプリ名 Dropbox
バージョン iOS 3.6.1
Android 端末により異なります
対応OS iOS 7.0 以降
Android 端末により異なります
カテゴリ 仕事効率化
価格 無料
開発元 Dropbox
コピーライト ©2014 Dropbox
QRコード iOS

Android
※情報は記事執筆時点のものです。

(文章:FT3700)


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